竹田城跡|“天空の城”を体験するための完全ガイド

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10月から12月の秋頃、竹田城跡は一気に別世界へと変わります。山々が白い雲に沈み、城跡だけがその上に浮かぶ――いわゆる“雲海”。その姿は「日本のマチュピチュ」と称されるほど幻想的です。

この記事では、歴史的背景から、実際に訪れてわかったリアルな動線・混雑・ルート戦略まで、最新情報としてまとめています。(2025年11月時点)

1|竹田城跡とは

兵庫県朝来市に位置する竹田城跡は、15世紀に築かれた山城で、標高353mの山頂に石垣だけが残る巨大な城郭です。山々に囲まれた稜線に沿って石垣が広がり、その輪郭が雲の上に浮かび上がる瞬間こそ、竹田城最大の魅力となります。

雲海が最も見られるのは10月下旬〜12月上旬の早朝。日中との寒暖差が大きく、冷え込んだ朝、風が弱く、前夜に湿度が高い――これらの条件が揃うと、山谷が白い海へと変わります。

しかし、これらの条件を満たすのは簡単ではありません。何よりも重要なのは、諦めず何度もチャレンジすることです。

竹田城跡の西側テラスから望む日の出と雲海

2|雲海を狙う最適な時期と時間帯

雲海発生の黄金条件は以下の通りです。

  • 時期:10月下旬〜12月上旬
  • 時間帯:朝6時~8時前後
  • 気象条件:夜が冷え込み、早朝に風が弱く、放射冷却が強い

自分自身ではこれらの条件を確認することは大変です。

そこで、多くの観光客やカメラマンが頼りにしている「雲海予報(Unkai Forecast)」サイトを紹介します。

雲海予報はこちら

このサイトを確認することで、より良い雲海日和を確認することができます。

日の出直前の雲海と山々

3|ピーク時の駐車場事情(重要)

雲海シーズンの土日祝は非常に混雑します。また、平日でも学生が多く混んでいることが多いです。

以下は、土日祝に行った際の状況です。参考にしてください。

  • 山城の郷(第一駐車場)は朝4時台で満車
  • 遅れると第二・第三駐車場へ回される
  • 臨時バスが早朝からピストン運行
  • 到着順で誘導されるため、狙う時間より早めの到着が必須

写真撮影が目的の方や確実に雲海を狙いたい方は、3:00〜4:00着を目安に行動すると安心です。

また、第一駐車場は満車の可能性が高く、第二第三駐車場より奥にあり、戻るには車で5~10分程度かかります。したがって、戻ってくる車が多いときは第一駐車場を諦め、第二第三駐車場を利用することをおすすめします。

4|アクセスルートと最適戦略

A|臨時バス+徒歩ルート(一般的)

一番王道のルートです。山城の郷をはじめ、第二・第三駐車場から臨時バスが運行します。舗装された歩道の途中までバスが進み、降車後は徒歩20〜30分で城跡入口へ到着します。バスに乗る際、少し並びますが、初心者や家族連れにも向いています。

B|表米神社ルート(最短・本気勢向け)

最も短時間で城跡へ到達できるルートです。ただし、覚悟が必要です。

  • 入口ゲートは朝5時まで施錠
  • 暗い山道のため、ライト必須(スマホのライトでは、不十分)
  • トイレなし
  • 元気であれば休まず歩いて約15分で城跡入口へ行くことが可能

もし、少し到着が遅れ、どうしても日の出が見たいというときはこちらをおすすめします…が、とてもハードです。体力がある方、挑戦してみてください。

表米神社ルートの登山道入り口

5|山頂で見られる景色

山頂の石垣は地形に沿って美しく配置され、雲海が発生する日には全方位が白い海となり、城が空中に浮かぶような光景を見せます。

ただし、ハイシーズンの土日は人が多く、最前列で見れない可能性があります。その時は、奥に行くと人が少し少なくなっています。

  • 西側テラス → 雲海+朝日
  • 東側 → 石垣の広がり
  • 南側 → 稜線のシルエットが幻想的
立雲峡方向の雲海と山々

6|撮影のコツ

  • ブルーアワー(夜明け前の6時前後)の到着が理想
  • 三脚があると安定した撮影が可能
  • 立雲峡方向の雲海レイヤーがおすすめ
  • 早朝は冷え込むため、防寒対策が必須

7|役立つサイト

雲海を狙うなら必見のサイトです。事前に確認をおすすめしますが、2日後までしかわからないので、注意が必要です。

雲海予報(Unkai Forecast)

8|旅のコツ・最終アドバイス

竹田城跡は「朝の静けさ」「山頂の冷気」「雲が動く瞬間」が揃って初めて“天空体験”が完成します。体力と早起きは必要ですが、それを上回る価値があります。条件がそろわないことも多いですが、諦めずに何度も挑戦してみてください!

地図(Google Maps)

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